プライム銀座クリニック

ストレートコグスレッドリフト

Q

ストレートコグスレッドとレーザータイトニングはどちらがいいですか？

A

実際にＡとＢというサービスの提供が両立している場合、どちらかが優れていてどちらかが劣っているという単純な優劣関係であることはありませんので、これはどちらが優れていますかという質問ではないと仮定します。ここではご質問の内容を、「どちらが私に合っていますか、どちらを選択すべきですか」というふうに解釈するとします。端的にお答えすると、「個別の要素が強いので、カウンセリングで診察の上でお答えいたします。」ということになります。

それでは、カウンセリングでどのような診察でどのように使い分けをするか、考え方の一部を説明します。

①顔のバランスや皮膚・皮下脂肪の状態

サーマクールやＨＩＦＵなどのレーザータイトニングは、皮膚の厚み・ハリ感を増したり皮下脂肪を収縮・引き締めたりします。どちらかというと顔が小さくきゅっと引き締まるイメージです。逆にスレッドリフトは挿入するほほの部分のボリュームがわずかに増えて、上下のボリュームバランスが上方にシフトするイメージです。それぞれの効果がご自身の希望する変化にマッチするかどうかを基準に判断します。これはデザインする医師の経験と技量が左右します。

②美容の施術の履歴

まずレーザータイトニングをある程度経験している方の場合には、タイミングをみて計画的にスレッドリフトをお勧めします。これは逆も同じです。レーザータイトニングが肌の引き締めや皮下脂肪を減らすような作用があるのに対し、スレッドリフトは瘢痕形成による皮下組織の強化とボリュームの増加の効果があります。お顔の状態や特徴に応じて適切なデザインで組み合わせていくことで、それぞれの効果を補完していくようなことが期待できます。

③ダウンタイムの有無

まずは①でスレッドリフトの適性があることが前提ですが、普段ダウンタイムがあまりとれないけれども、次の休暇を利用してスレッドリフトならできるかもしれない、という場合には、貴重なタイミングをチャンスととらえてスレッドリフトにチャレンジするといいと思います。レーザータイトニングは休みがなくても可能なものが多いので、スレッドリフト後の効果をみてから適切に組み合わせていくなら難しく考える必要はありません。