ドラッグストアで手に入る医薬品レベルの保湿剤、ヘパリン類似物質ローションを使ってみた!! 更新日時 2023/10/24 13:33
読む時間の目安 5~7分
みなさんは、「ヒルドイド」という保湿剤をご存じですか?数年前から、皮膚科などでの適応外処方による、保険料の増加が問題視されているほど、多くの方に頻用されてる保湿剤なのです。
また、一部の美容誌や女性誌では、「高級な美容クリームよりも、ヒルドイドのほうが美肌になれる!」などと謳われているくらい、その効果は高く評価されているようです。
そこで、「ヒルドイド」には何が含まれていて、どのような効果があり、使用感はどのようなものか、実際に使って試してみました!1ヶ月使い続けたら、お肌にどのような変化が起きるのでしょうか。
目次 |
ドラッグストアで手に入る医薬品レベルの保湿剤、ヘパリン類似物質ローションを使ってみた!!
ヒルドイドの魅力とは?どこで入手できるの?
まず、なぜそこまで多くのユーザーがいるのでしょうか?
ユーザーの意見を調べてみたところ、
・保険内の処方で安価に入手でき、試し使いや継続使用がしやすい
・医師からの処方、医薬品という安心感や信頼感がある
・雑誌で芸能人や専門家の高評価な口コミがかかれている
などの理由から、みなさん使われているようです。
さらに入手方法を調べてみると、保険外のクリニックでも購入でき、処方ともさほど変わらない値段で販売されていました。さらに最近では、ほぼ同様の成分が入っているものが、ドラックストアでも購入でき、処方箋が要らないその手軽さも、ユーザーが多い理由であるとわかりました。
主成分の「ヘパリン類似物質」とは?
肌を内側から保湿する効果あり?!
では、「ヒルドイド」とは、実際にどういうものなのかを調べてみました。
主な成分は「ヘパリン類似物質」という、人間の肝臓で作られる「ヘパリン」に似せて作られた人工的な成分であるということが分かりました。このヘパリン類似物質は、保湿効果、血行促進効果、抗炎症作用があるといいます。そのため、かさつきなどの乾燥性症状や、あざや腫れ、傷跡などの改善、新陳代謝の促進などの効果があります。
特に、保湿剤としての効果は、一時的な保湿ではなく、肌の内側から新陳代謝を促し、乾燥肌の根本的な解決につながる効果もあると言われているほど。「自分は乾燥肌だと思う」「乾燥肌を含む混合肌だと思う」と感じている割合が約半数を占めているといわれるほど、乾燥に敏感な日本人女性にとって、ヘパリン類似物質の保湿力の高さはとても魅力的なものであるといことが分かりました。
気を付けたい注意点あり!
ヘパリンには血液を固まりにくくする作用があるため、出血している傷口や、粘膜、また、出血しやすい持病のある方や、出血性疾患の方は使用を控えるよう、注意喚起をする記事もありました。
ちなみに…小林製薬が販売する「さいき」の公式ホームページでは、「基底層に働きかけて、細胞を修復する」との記載があったので、”基底層に働きかける”という部分の詳細を電話で伺いましたが、「社内では確認済みだが、詳細に関しては社外秘」と言われちゃいました(笑) また、クリームやローション、スプレーなど様々な剤型のヘパリン類似物質製品を販売するNIPRO株式会社に同様のことを電話で伺うと、「いや…真皮までとは謳ってはないですね…」というような返答をいただき、販売元によっても効果による見解がやや異なるようでした。
ドラッグストアではどういうものがあるの?
実際にヘパリン類似物質の商品をドラッグストアなどで見てみると、クリームタイプやローションタイプ、スプレータイプなど様々な剤型のものが置かれており、種類も主成分に加えて、かゆみを抑える成分が配合されているものや、プラセンタを配合しているもの、香料が含まれているものなど、迷ってしまうほどたくさんのバリエーションが展開されていました。
この剤型の違いは、ヘパリン類似物質を何で溶解するかの違いらしいですが、剤型の違いにより、テクスチャーもそれぞれ異なるようです。
さらに深堀りしてみると、処方薬、つまり医薬品ではヘパリン類似物質は0.3%配合されており、市販品でも医薬品とされているものは同様にヘパリン類似物質は0.3%配合されていますが、医薬部外品に分類されるものは、ヘパリン類似物質の配合が医薬品よりも少なくなるため、作用も緩和するようです。
私自身も、日ごろから乾燥を感じていますが、軟膏や乳液などのもったりとしたタイプは苦手なので、今回は口コミでさらっと化粧水のようなテクスチャーと評価されている、NIPRO株式会社の「ヘパリン類似物質ローション0.3%ニプロ」を使用してみることにしました。
ローションを実際に使ってみた!!
さっぱりとした使用感!
使用方法としては、入浴後に両手に適量取り、顔全体に広げたあとにパッティングしてなじませ、それを2回ほど繰り返すと、しっとりと潤いを感じられました。使用感はべたつき過ぎず、さっぱりとしていますが、頬がきちんと手に吸い付く感触もあり、その後、朝起きた時もまだうるおいを感じることができました。
1か月ほど継続使用してみて、まず実感したのは、メイクの時や、ふとした時に気になっていた乾燥が和らいできたことと、肌の柔らかさです。以前までは、メイク後しばらくすると、パサパサとした乾燥や、夕方ごろになると肌の硬さを感じていましたが、使い続けていくうちに、そういった乾燥や硬さも和らいでいったように実感しました。
また、赤ら肌もあり、コンシーラーなどで隠したりしていましたが、血行促進効果のお陰か、赤ら肌もすこし改善されたような…?(笑)
乾燥が強い時期の保湿にはやや物足りない…?
ただ、冬の乾燥真っただ中の時期では、乾燥肌の方には保湿力がやや物足りなさそうに感じました。夏でもエアコン下などの乾燥しやすい場所にいると、追加で保湿剤を使いたくなるのではないかな、と感じたことが正直な感想です。保湿力は、剤型によっても変化すると思うので、ご自身の肌質や、求める保湿力によってさまざまなタイプを試されるとよいかと思います。
乾燥が和らいでいる時期や、花粉による肌荒れでできた軽い赤みが出やすい時期などには、とても適している保湿剤だと感じました。
感想・まとめ
今回は、巷で人気と噂のヒルドイド、ヘパリン類似物質について調べてみました。
入手のしやすさや、種類の豊富さ、医薬品という安心感がある、という点から、ここまで世に広がり、多くのユーザーがいるのだと感じました。
また、手軽に保湿できるというところが、最大の魅力であり、多くの支持を得ている理由であると、実際に使用して実感しました。
忘れていただきたくないことが、医薬品であるということ。有効成分が多く含まれている分、副作用として本来期待していない症状が出る可能性もありますので、初めて使われる場合は、医療機関を受診されることをお勧めします。
出典(著者名、ウェブページのタイトル、URL)
ヒルドイドの有効成分ヘパリン類似物質を含む市販薬にはどんなものがあるの?
ヒルドイドは市販で買えるの?ヘパリン類似物質が配合された市販薬を活用しよう
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