若返り・リフトアップの手術
GB法プラスリフト
- Q
GB法プラスリフトの術後の内出血はどのくらいですか?もし内出血があった場合はどれくらいでよくなりますか?
- A
GB法プラスリフト後の内出血の程度は毎回異なりますので、目安になるようなお話をします。
いちばん一般的な方の場合には、ほとんど青くならないまたは軽く青くなる程度、強い腫れが1日、少し腫れた感じが3日目までくらいあって、その後打撲後の青あざが消えるときのように肌が薄黄色になる時期があって1週間後には術後であることがはっきりとわかるような痕跡はみあたらない、という感じです。ただし術後の硬さや違和感というものはまだこの時期にはあります。あくまで見た目の感じです。
出血が多い方の場合には、術後1日目には青くなるところもそこそこあって、白目のところに赤くなる結膜下出血が出ることもあります。3日目までくらいは腫れ感が強く、1週間後には青いところがわずかにあって黄色いところが少し広い範囲に広がる感じ、というイメージです。この時点では手術した目の下だけが腫れているという感じではなく、肌全体にハリがある、というような感じの顔全体の腫れ方であることが多いです。見た目には異常ではありませんが、さらに数日たつと全体的にちょっとしぼんでくる感じで腫れが引いてきます。ですので内出血が比較的多い方でも1週間後には見た目に怖い感じではなく、むしろ普段より健康的な感じのハリ感があったと感じている方が多いです。残念ながらそれは引いてしまうのですが。。。
内出血のリスクが高い方は、目の下の手術の場合は、
①高血圧や糖尿病などの治療歴のある方、高齢者
②普段気づかないところに青あざなどが見つかることがある方
③目の下の皮膚が薄い方(少しの腫れがふくらみとして見えやすい)
④目の下の筋肉や皮下組織が厚い方(厚い組織は腫れが大きくなりやすい)
④色の白い方(内出血が出やすいわけではなくても「目立ちやすい」)
逆にリスクの低い方は
①健康な若い方
②定期的に運動を行っていて血流の良い方
③目の下の筋肉・皮下組織の厚みが少ない方(薄い組織は目立つほど腫れない)
④男性(皮膚が厚いので女性に比べて腫れ感が出にくい、皮膚の色が暗いと内出血が目立ちにくい、など)
などでしょうか。次は内出血を極力減らしたいと思う方へのアドバイスです。は参考にしていただければ幸いです。
内出血を減らすために手術中の出血量を極力するくなくするように手術手技上の工夫は常にしています。そのうえでご協力いただきたいのは術後1日の間の安静です。術後24時間以内には再出血といって帰宅後にじわじわと出血が持続する場合があります。安静にして術後の部位を少し冷やしていただいていると再出血も腫れも少なく済みますので、その後のダウンタイムの快適さがまったく違うものになる可能性があります。
次に効果的なのは術中に止血剤の点滴を併用することや、シンエックなどの術後に腫れが引くのをサポートする内服をすることなどです。内出血や腫れなどのダウンタイムが心配な方はこれらの併用も検討していただくといいと思います。カウンセリングでご相談ください。