Method施術方法

バッグプロテーゼ豊胸

高品質豊胸バッグでイメージ通りの大きさが得られます

 バッグプロテーゼ豊胸は、高品質シリコンジェルバッグで行う豊胸手術です。通常はわきの下の4㎝程度の切開から行うことができます。プライム銀座クリニックでは、EL社のMotiva Ergonomics(モティバ エルゴノミクス)を用います。

Feature施術の特徴

プライム銀座クリニックで行うバッグ豊胸の特徴

  1.Motiva Ergonomicsを全例で使用
  2.経験を積んだ医師が手術を担当
  3.挿入にはスリーブを用い、傷が小さく感染リスクも少ない

 

Motiva Ergonomics(モティバ エルゴノミクス)とは

 モティバの豊胸用インプラントのシリーズは「粘性」「弾性」が異なる複数のタイプが存在します。その中でもErgonomics(エルゴノミクス)というタイプはより粘性が低いため滑らかに変形します。

特徴1 感触が柔らかい

 カウンセリングにお越しの際にぜひサンプルに触れてみてください。粘性の低いエルゴノミクスタイプは柔らかく、重力の影響で自然な変形をします。そのためラウンドタイプなのに体勢を変えるときに乳房内でより自然な動きをします。

特徴2 リップリングしない

 モティバエルゴノミクスのバッグは 粘性が低いのに弾力性が強く、表面がしわになりにくいため、乳房の脂肪が極端に少ない方で起こりやすかったリップリングという現象がみられないことが安心な特徴です。モティバ以外のサンプルとさわって比較すると一目瞭然です。

特徴3 被膜拘縮が少ない

 モティバエルゴノミクスのバッグは表面の特殊加工により被膜拘縮のリスクを最小に抑えています。表面の非常に細かなストラクチャーが、被膜の生成を予防しつつ、乳房内でのより滑らかな動きを実現しています。

特徴4 強度・安全性が高い

 6層構造の外膜はしっかりと中のシリコンジェルを閉じ込め、ちょっとやそっとの衝撃や圧迫で破損することはありません。しかも万が一破損しても、ソフトコヒーシブジェルタイプですので、ジェルが流れ出ることはなく、体内に散らばっていく心配もありません。

特徴5 サイズが豊富

 ラウンドタイプだけで80種類、105cc~1050ccまで自由に選べます。高さが4種類、直径が20種類の異なるタイプがありますので、体格や求めるイメージに合わせて選択します。

 

バッグプロテーゼ豊胸手術の流れ

目立たない場所の小さい切開ですべてを行います

 わきの下の4㎝程度の小切開からすべての手術操作を行います。傷の位置はできるだけわきのくぼみの深いところのもともとあるしわに沿った方向にします。腕を真横に広げた時に見えるか見えないかという位置を選んでデザインします。傷が目立つリスクが最小限なので安心です。

スリーブを用いたNo touch method(ノータッチ・メソッド)

 バッグ挿入の際に専用のスリーブを用います。これによりバッグが皮膚に触れることがないため、創部がダメージを受けにくく、バッグが皮膚の常在菌に触れて感染することからも予防できます。

安定性、質感の高いMotivaErgonomics

 Motiva Ergonomicsの品質は高く、リップリングや被膜拘縮など、従来バッグプロテーゼ豊胸の懸念材料であったリスクはほとんどみられなくなっています。術後のマッサージも原則として不要です。

最適なバッグ挿入位置を知る

大胸筋下 と 乳腺下(大胸筋膜下)の比較

 プライム銀座クリニックでは、バッグの挿入場所は大胸筋下または乳腺下です。大胸筋下に入れるほうが形はより自然でバッグの辺縁が浮いて見えたりするリスクもほとんどないですが、動きがやや制限されるため見た目の大きさに比べて硬い感じがすることもあります。

 以下はMotiva Ergonomics(モティバ エルゴノミクス)を挿入した時の感触をベースにしたアドバイスです。他のバッグを用いた場合には、少し異なる場合があります。

挿入する場所を選ぶ際の考え方の一例

  ①「痩せ型」 「~Aカップ」 「バストのアンダーラインがはっきりしない」

 アドバイス:大胸筋下がよい

 乳腺化にバッグを挿入するとバッグの形がくっきり出ることが懸念されるため、前胸部全体の脂肪注入をバッグ豊胸の手術に先行して行う方がベターです。大腿などからでも注入する脂肪が採取できない場合には、大胸筋下での挿入が好ましいです。

  ②「やや痩せ~中肉」」「B~Cカップ」 「下垂はないまたはごく軽度」

 アドバイス:乳腺下がよい

 大胸筋下のほうがやや形はきれいですが、適切な大きさのバッグを用いれば乳腺下でもそれほど大きなデメリットにはなりません。それよりも乳腺下に入れることで動きの自然さや触った時のやわらかさなどのメリットが大きいです。

  ③「中肉~」 「Dカップ~下垂気味」

 アドバイス:乳腺下のほうが無難だが、術後は下垂の予防が大事

 大胸筋下でも乳腺下でもバッグの形状が見える心配はありません。ただし大胸筋下の場合は、プロテーゼの挿入後加齢や痩せによって下垂が進行すると、筋肉下に挿入されたバッグ位置は不変のまま乳頭位置が下垂していくため、バッグの中心と乳頭の位置がずれてくるような変化が起こることがあります。これは数年~十数年の時間経過のなかで徐々に起こる変化です。

 総合的に言えば乳腺下のほうが、動きも自然で触った感じも柔らかく感じますのでよいことが多いですが、あえて言えば大きくて重さのあるバッグは重みで下垂が進むリスクもあります。術後は緊密に下着などで支えておくことが、良い状態を保つために重要になると思います。

  ④「やせ~中肉」 「下垂が中等度以上」

 アドバイス:バッグ挿入のみで印象の改善は困難なことが多い

 乳腺下の場合には乳輪近くだけ大きくなる印象で、重みで下垂が強調されることもあるため適してはいません。

 大胸筋下のほうが比較的自然ですが、かなり大きいサイズを入れないとイメージの変化が出にくくなります。状態によっては乳房つり上げなどの手術をしたほうがよいと考えられ、豊胸によるサイズアップだけで下垂を改善することは難しいことが通常です。

Flow施術の流れ

  1. 01カウンセリング

    カウンセリングではこれまでの治療歴や、妊娠・出産・授乳歴、今後の予定など、治療選択に影響しうる大事なことを事前にお伺いいたします。その後治療を担当する医師が直接ご希望を入念にうかがいます。お気に入りの写真などをお持ちいただくことはカウンセリングでイメージを共有する助けになります。目的とする結果を得るために最適な施術がほかにある場合には、その違いなどを含めて説明します。

  2. 02治療の決定・ご予約

    複数のバストアップの方法のなかから、目的やご希望に沿ったものが選択できることがまず大事です。複数回のカウンセリングを必要とする方もいらっしゃいます。バッグプロテーゼ豊胸の治療を選択する場合には、デザインやバッグのサイズをここで相談して決定します。原則として静脈麻酔で手術を行うことを了解していただきます。手術のお気持ちが決まりましたらご都合のよい日時を選んでご予約をいただきます。

  3. 03治療当日

    静脈麻酔での手術当日は飲食の制限があります。来院後に治療内容・注意事項の再確認をし、術前の撮影を行います。オプションの麻酔や点滴などは当日追加することも可能ですのでお気軽にご相談ください。また、シンエックや痛み止めの内服などを手術前に行うこともできます。

  4. 04マーキング

    挿入する際のわきの傷について、マーキングしたところをみていただいて確認します。ご希望があればなるべく調整するようにします。剥離するスペースをマークして左右に大きな違いがないかなどをチェックします。

  5. 05静脈麻酔

    静脈へのラインを確保するときにちくっと痛みますが、その後は痛みはありません。麻酔量はシリンジポンプで厳密に管理され、その間の状態は生体情報モニタでずっと状態を監視しています。眠っている間中ずっと酸素マスクから酸素を吸っていただくようにして、身体への負担を最小限にするようにしています。

  6. 06手術

    清潔野を確保して手術を始めます。静脈麻酔で眠っている間に手術は終わり、術後は数分で目が覚めます。しばらくはややぼーっとして力が入りにくく感じますが、10分ほどではっきりしてきます。局所麻酔液で膨らんでいる分があるため仕上がりより少し大きめですが、イメージをその場で確認できます。圧迫止血およびバッグの移動を防ぐための固定を強めにします。

  7. 07治療後

    内服や術後の注意事項などの再確認をします。帰宅後は抗生剤の内服をし忘れることがないように、注意して過ごしていただきます。

  8. 08再診・術後チェック

    翌日(術後1日)のチェックでは術後出血の有無やバッグの固定の再確認を行います。術後3日目に再度固定を確認します。術後7日目に固定が解除になるまでは固定を外したり緩めたりしないでください。もし不意の動作で固定がゆるんだりずれたりしたと感じた場合にはなるべく早くご連絡ください。

  9. 09マッサージ

    7日目に固定解除した後、バッグプロテーゼの可動性を高めたり、柔らかさを増す目的でマッサージを適宜行います。やり方はご自宅で行う一般的な方法のほか、個別の要素に対して術後経過を診察の上で随時お伝えいたします。

  10. 10アフターケア

    治療後の注意事項で不明な点の確認などはお電話で承ります。治療後に気になることがあって診察が必要な場合には、お電話でご予約の上、気軽にご来院ください。

Detail and aftercare施術の詳細・リスクとアフターケア

施術時間

60分~90分

麻酔

局所麻酔、静脈麻酔

施術当日ご来院までの注意

①疾患や内服中の薬がある方はあらかじめお伝えください。

②静脈麻酔の注意事項をよく読んで、飲食の制限を守ってください。

③前日のアルコールなどは控えて、よく睡眠を取ってください。

④術後に着やすいようなゆったりとした洋服でお越し下さい。

通院

術後は3回診察のため来院していただきます。その他にも気になることがある際にはチェックのためご来院ただくことができます。

①1日目 固定のチェック

②3日目 ガーゼ交換

③7日目 固定解除、マッサージなどの確認

入浴・シャワー

シャワー・入浴は固定が解除になるまでできません。固定がずれないように清拭などして過ごしてください。美容室などでの洗髪はしていただけます。

下着の着用

固定の解除後もワイヤー入りのブラジャーは3カ月後まで控えて、スポーツブラなど、フィット感の高いものを着用するようにしてください。

飲酒・運動

飲酒は1週間程お控えください。軽い運動は1週間から徐々に始めて、激しい運動は1ヶ月後まで控えてください。運動する際にはバッグが激しく動かないように支持の強い下着を着用してください。

ダウンタイム

①腫れ・痛み・内出血は1~2週間程で落ち着いてきます。

②傷あとは赤みのある状態から数か月かけて白っぽい線状に変化します。

③手術部位が安定するまで、うつぶせ寝、その他強く触れることは1ヶ月はお控えください。

④硬さは徐々に取れて、1カ月後くらいでかなり良い状態になります。

仕上がり

腫れ・傷の赤みが十分にひくのは、およそ3~6ヶ月後になります。

リスク・副作用・合併症

①血腫・感染・縫合不全

まれに術後出血が続く場合などに起こることがあります。必要な場合は血腫除去・抗生剤治療・再縫合など適切に対応します。

②術後1週間以内にバッグの位置が高すぎる・低すぎる・左右差がある

剥離が適切ではなかった、または術後の安静が不十分で固定がずれたためにバッグの位置が極端にずれることが、術後1週間以内のチェック時に見られた場合にはなるべく早急に調整の処置をします。

(位置を下げる)再切開して剥離を追加します。

(位置を上げる)アンダーバストラインに埋没糸を埋め込んで癒着させることでスペースを小さくします。埋没糸した部分にへこみがいくつか線状に並びます。数週から数カ月でなじんで消えていきますが、わずかに跡が残る場合もあります。

③術後1週間を過ぎてバッグの位置が高すぎる・低すぎる・左右差がある

微妙な位置の不良の場合はマッサージなどでバッグの可動性を高めることでゆっくりと改善を試みます。6カ月後に改善が乏しい場合にはいったんバッグを抜去して4カ月後以降に再挿入する手術を検討します。

④理想との微妙な不一致

サイズや形・輪郭の自然さ、動きの自然さや触れた柔らかさなど、術前にイメージしていたものとは微妙に異なる場合があります。術後は3カ月くらいかけて徐々に柔らかくなってわずかに垂れてきますので、その後の様子をみて入れ替えやその他の処置が必要かどうか件検討します。ただし入れ替えその他の手術にはそれなりのリスクを伴うので慎重に検討する必要があります。

⑤被膜拘縮

被膜拘縮は現在使用されるバッグプロテーゼではほとんど見られなくなりましたが、もし見られた場合にはいったんバッグを抜去します。再手術にも拘縮のリスクがあり、他の豊胸術を検討することをお勧めします。

⑥傷あとが残る

術後傷にかかる負担が大きくて傷あとが赤く盛り上がったりする場合にはステロイドの注射などを行う場合があります。ただし副作用もあるので注意が必要です。術後1年以上の期間が経って傷あとが目立つ場合には切開して傷あとを修正することが可能です。

⑦バッグプロテーゼの破損

交通事故など、特に強い力が加わるとバッグプロテーゼが破損する恐れがあります。破損したバッグプロテーゼはなるべく早めに抜去して入れ替えをします。バッグの破損の状態によってはアンダーバストからの切開が必要になります。

⑧バッグプロテーゼの感染(遠隔期)

術後遠隔期にも感染を起こす場合がごくまれにあります。抗生剤治療で完治しない場合にはバッグプロテーゼの抜去が必要です。再挿入には感染が根治して、6カ月程度の安静の時間が必要です。

⑨胸部の知覚鈍麻

術中にバストの感覚神経が傷ついて、胸部の感覚が鈍くなることがあります。通常は1年以内で落ち着いてきますが、完全には戻らないこともあります。

その他

※再手術や修正手術などで改善する余地がある場合には、通常は完全に腫れが引く6カ月後以降に行います。

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