鼻・あご・口の手術
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あごプロテーゼ
- Q
あごプロテーゼを入れると割れあごは治りますか?
- A
割れあごのほとんどのケースは、あごプロテーゼを入れることによって解決します。シリコンプロテーゼが入る層は筋肉下骨膜上なので、シリコンプロテーゼの上に筋肉が乗ります。シリコンプロテーゼのボリュームによって筋肉はかなり引き延ばされるため、通常は割れあごの感じはほとんどなくなります。
まれに筋肉組織が厚い場合や、シリコンプロテーゼが小さい場合には割れあごの感じが少し残るかもしれません。心配な場合はシリコンを大きくすれば割れあごの感じはなくなるかもしれませんが、あごが大きくなりすぎるとバランスを欠くことになりますので、あくまでシリコンの大きさは割れあごをなくすことを目標にせず、全体のバランスを整えるように決めるべきです。
もしシリコンプロテーゼを適正な大きさで入れることができて、バランスは良いけれども割れあごの感じが少し残ってしまって気になる場合には、ボトックス注射を試してみましょう。筋肉の緊張を弱め、継続することで長期的には筋肉が萎縮していくことが期待できます。
ただしシリコンプロテーゼ後にボトックス注射を繰り返すことにはリスクがありますので最後までご一読ください。一般的にはシリコンプロテーゼなどの異物を挿入しているところへの注射の行為は感染を誘発する可能性があるためあまり行うことは推奨できません。それでもどうしても気になるし、他に方法がない、という場合でリスクを適切にコントロールできるという理解がある場合には、ご案内することもできます。カウンセリングでご相談ください。