【第４世代】サーマクールＦＬＸ

Feature施術の特徴

第４世代サーマクールFLXによる本格たるみ治療

サーマクールは米国FDAの認証を受けています

サーマクールは、米国Thermage社が研究・開発したしわ・たるみ治療器です。米国ＦＤＡの認証は、安全性だけではなく効果に関する検証もされているということの証でもありますので、安心して受けていただけます。

F：Faster（より速く）

L：aLgorithm（最適な手順で）

X：eXperience（快適な治療体験を）

というネーミングのとおり、従来からの即時性に優れたリフトアップの治療を最適化されたプロトコルで、施術時間を約２５％短縮してより快適に、ご提供いたします。

モノポーラＲＦによる３次元の「デザインタイトニング」

モノポーラＲＦはバイポーラ式のＲＦと比較して深部まで到達するため、２次元的な平面の引き締めだけでなく立体的な引き締めも行います。これを熟知した医師がデザインすることにより、平面を強化する「たるみの予防」に加えて立体的な引き締めによる「デザインタイトニング」を行います。

振動で痛みを軽減（ゲートコントロール理論）

サーマクールは第３世代のＣＰＴから、1965 年に Wall と Melzack らによって提唱されたゲートコントロール理論を応用し、施術時の疼痛を緩和しています。

ゲートコントロール理論においては、プローブのバイブレーションがおこす振動感覚が先行して太い神経を伝わって脊髄のゲートへと伝達されることで、痛覚が細い神経線維から伝達されることを抑制します。これにより痛みの減少を実現しています。

サーマクールFLXの主な効果

・皮膚の引き締めと輪郭改善

・しわ・たるみ、だぶつきの改善

・拡大した毛穴の引き締め

・コラーゲンのリモデリングによるハリ・つやの改善

サーマクールFLXの作用機序

サーマクールFLXはモノポーラRF方式（単極高周波）で肌に熱を発生します。体側に対極板を装着し、ハンドピース先端にチップを取り付け、両極間に流れる電流でRFエネルギーを照射します。モノポーラ RF は、バイポーラＲＦ方式と比較して深部浸達性が高く、真皮層からさらに深く皮下組織の線維性隔壁にも熱変性を起こします。肌表面には冷却ガスを噴射することで冷却して熱損傷を防ぎます。

熱編成による直接のひきしめ作用のほか、治療後は約６か月にわたって変性したコラーゲンが創傷治癒の過程で新しいコラーゲンに置き換わっていく作用が持続し、健康的で若々しい肌へと生まれ変わります。

サーマクールFLXの効果を最大にするための取り組み

徹底したデザインの意識「デザインタイトニング」

サーマクールFLXの引き締めは３次元的であるため、デザインによって効果・満足度が大きく変わる施術です。照射デザインは３つの要素を確実に取り入れ、サーマクール認定医が行います。

　　均一に全体を引き締めるベース照射

正確な照射のためにあらかじめ肌に照射グリッドを転写します。ベース照射は肌を積極的に温めるために、グリッドと交点を１列ずつ連続で照射するスーパーパス照射で行います。この照射では、肌表面の縦横軸に沿った引き締めを全体に敷きつめることで、全体的な肌の強化を行います。

　　引き上げを行うＶライン（ベクトルライン）照射

ベース照射で肌全体が温まったところで、引き上げ方向を意識したＶライン（ベクトルライン）照射を行います。Vライン（ベクトルライン）はあらかじめ医師が厳密にシュミレーションしてデザインを行います。

　　Z方向への収縮も計算に入れて、デザインを微調整

シルエットをより美しくするために、デザインを微調整して照射をします。皮下脂肪の厚いところ（②など）を中心に照射を追加します。また、頬骨弓下のくぼみやすいところ（①など）の照射はできるだけ避けるようにします。頬骨のトップの位置（③の周囲）は、高いままのほうがリフト感が出ますので基本的には避けますが、ほほの肉厚感を減らしたいというご希望がある場合には照射をします。

（※）しっかりとした追加照射を行うために、オプションで追加照射が選択できます。

快適かつ最大効果を得るための厳密な出力調整

サーマクールFLXの施術においては、出力が高いほど効果的という単純なものではありません。むやみに出力を上げると疼痛ややけどのリスクがあります。かといって出力が低ければ効果が乏しくなります。最大効果を得るために、テスト照射にご協力ください。

サーマクールFLXで最大効果を得るためには照射時に適切な温度まで到達することが必要ですが、同じハンドピースで同じ出力でもそれぞれの肌のインピダンスが異なるため発熱量が異なります。つまり同じ出力で照射しても、引き締めに最適な熱がでる人とそうならない人がいるということです。ですのでテスト照射をあらかじめ行い、

「熱感があるけど一応なんとか我慢できる」（ペインスケール表で６～８）

という出力に合わせます。これが最大効果を得るための適正出力にあたります。（サーマクールでは、表面麻酔をすると、やけどするほどの熱量でも我慢できてしまう可能性があるため、原則として表面麻酔は安全のため使用いたしません。）

テスト照射では、そのまま続けて照射を行えばそれなりに我慢が必要かもしれないと、ちょっと不安に思うくらいで大丈夫です。実際に照射をする際にはバイブレーション機能によるゲートコントロールの効果で疼痛が緩和しますので、その後の照射全体は快適に行えます。

これがサーマクールFLXで快適に最大効果を得るために大事なことですので、理解して施術に臨むようにお願いいたします。

ドクターによる精密照射

顔の脂肪吸引やスレッドリフト、ヒアルロン酸注入などの施術に熟練した医師による照射は、優れたデザインを厳密に実行するだけではなく、施術中の反応をみながらわずかなニュアンスを出すように施術をコントロールします。

（※）ドクターによる精密照射は別途手技料金がかかります。

Flow施術の流れ

01カルテ作成と洗顔

正しくカウンセリングを行うために、事前にカルテ記載と洗顔をお願いしています。
02カウンセリング

肌の状態を観察して施術の適性をみたり、注意点の確認をします。不明な点がありましたらなんでもご相談ください。
03施術

術中はお声掛けしながら丁寧に行います。些細なことでも気になることがあれば担当者にお伝えください。
04治療後

少しほてった感じがありますが心配はありません。パウダールームですぐにメイクしていただくこともできます。
05アフターケア

治療後の注意事項で不明な点の確認などはお電話で承ります。治療後に気になることがあって診察が必要な場合には、お電話でご予約の上、気軽にご来院ください。

Detail and aftercare施術の詳細・リスクとアフターケア

施術時間	９０～１２０分（顔全体３００ショット、サーマクールアイ２２５ショット）
ご来院までの注意事項	カウンセリング前にメイクを落とます。治療後にメイクが必要な方はご持参ください。
メイク・洗顔	洗顔、メイクも当日からしていただけます。
治療を受けていただけない方	①妊娠中の方 ②挿入金属体（ペースメーカー、インプラント等）のある方 ③てんかんの既往歴がある方 ④ケロイド体質の方 ③乾燥・炎症が強く不安定な肌 ④その他担当医師が不適切と判断した場合（※）サーマクールアイはレーシックや白内障の手術歴・緑内障やその他眼のご病気のある方も受けていただけません。
ダウンタイム	施術直後わずかに火照った感じがある以外に特にありません。
施術後の注意事項	術後経過を良くするにはていねいな保湿とバランスの良い栄養が最も効果的です。
副作用・リスク	わずかな発赤・熱感・痒み・痛み・乾燥はしばしば生じます。稀に毛嚢炎、ほくろやしみの部分が薄くなる・消える・一時的に濃くなる、色素沈着、などがあるほか、ごく稀に灼熱感、瘢痕が生じることがあります。