ハムラ法
より進行した目の下のたるみでも、強力に改善する
ハムラ法は、下まぶたのまつ毛の生え際で切開して、ふくらみの原因の眼窩脂肪をへこみの強い部分の骨膜下のスペースに移動して縫い付けることで、目の下のふくらみ・へこみによる影クマを強力に改善する方法です。眼窩脂肪を除去しないので目の下の組織のボリュームが減らないこと、広範囲に剥離した部分が再生・瘢痕組織によって硬化することで再発を強力に防いでくれることが、大きなメリットです。また、下まぶたの切開を同時に行うため、ふくらみ・へこみの改善と同時にまぶたの皮膚のたるみを切除できることで、より高度な変形のある症例にも適応可能な術式です。
Feature施術の特徴
ハムラ法のクマ治療
昔から目の下のふくらみは気になっていたけれども、年々進行して皮膚のたるみも加わってきた、という比較的年配の方にお勧めなのがこの手術です。皮膚切除を伴うハムラ法は、進行するふくらみとたるみの両方にしっかりとアプローチします。ていねいな縫合で、傷跡を目立たないように仕上げますので、術後に傷跡で悩む心配はありません。
ハムラ法の図解
正面から見るとふくらみ・たるみの下に深いくぼみがみられます。ハムラ法では、その深いくぼみの裏側に、膨らんだ脂肪を敷き詰めて平らにします。
切開は、下まぶたのまつ毛の生え際です。皮膚・皮下・眼輪筋を1層1層丁寧に剥離して脂肪の袋をきれいにします。ちょうど目の下の骨の骨縁のところがくぼみにあたりますので、そこから7㎜程度下まで脂肪を敷き詰めるスペースを作ります。
眼窩脂肪はくぼみをなくすための重要なパーツですので、血流が損なわれないようになるべく愛護的に扱います。くぼみに均一に敷きつめるために、形を丁寧に整えます。
眼窩脂肪を骨縁のところに敷きつめて固定します。正面から見ると、目の下のふくらみとくぼみの大きな段差がなくなります。たるんだ皮膚をトリミングして、丁寧に縫合します。
Flow施術の流れ
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- 01カウンセリング・ご予約
カウンセリングでは治療を担当する医師が直接ご希望を入念にうかがいます。目の下のクマの種類を区別して最適な施術が選択できるように、手術やその他治療の違いなどを含めて説明します。手術のお気持ちが決まりましたらご都合のよい日時を選んでご予約をいただきます。
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- 02治療当日
治療内容・注意事項の再確認をし、術前の撮影を行います。オプションの麻酔や点滴などは当日追加することも可能ですのでお気軽にご相談ください。また、シンエックや痛み止めの内服などを手術前に行うこともできます。
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- 03マーキング
座った状態で術前の脂肪を観察し、脂肪のふくらみとその下のくぼみに対して、どの範囲で移動するかを評価します。また、皮膚の切除範囲をシュミレーションに基づいて決め、仮のマーキングをします。近視などがあって鏡で見づらい場合には、撮影してご覧いただいて確認することもできます。
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- 04麻酔
手術は点眼麻酔と局所麻酔で行いますが、その注射の時の痛みや不安を抑えるために、ご希望に応じて笑気麻酔・静脈麻酔をご利用いただけます。
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- 05手術
仰向けの状態でラインを正確にマーキングして、手術を始めます。局所麻酔をまぶたに注射します。その後はまぶたを引っ張られる感じはありますが、痛みはありません。十分に止血を確認して終了します。
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- 06治療後
腫れ感がありますが、痛みはありません。内服や術後の注意事項などの再確認をします。帰宅後は水袋などで軽く冷やすことも、ダウンタイムの軽減に役立ちます。
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- 07抜糸
原則7日後にご来院いただいて抜糸を行います。どうしてもスケジュールが合わない場合には1日程度前後することは状態によって可能です。
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- 08アフターケア
治療後の注意事項で不明な点の確認などはお電話で承ります。治療後に気になることがあって診察が必要な場合には、お電話でご予約の上、気軽にご来院ください。
Detail and aftercare施術の詳細・リスクとアフターケア
施術時間 | 120分~180分 |
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麻酔 | 点眼麻酔、局所麻酔、笑気麻酔(オプション)、静脈麻酔(オプション) |
ご来院までの注意事項 | ①目の疾患や内服中の薬がある方はあらかじめお伝えください。 ②術後はコンタクトを使用できない期間があります。コンタクトで視力矯正中の方は代わりにメガネをご準備ください。 ③メイクは術前に落としていただきます。まつ毛エクステは術中に取れてしまうことがあります。 ④術後数時間は麻酔の影響もありますので、ご自身で運転してのご来院はお控えください。 ⑤術後、目元を隠すためサングラスやダテメガネをご持参ください。 (静脈麻酔をご希望の場合) 静脈麻酔の注意事項をよく読んで、飲食の制限を守ってください。 |
術後の通院 | 7日後を目安に抜糸をします。スケジュールが合わない場合、状態によって1日程度前後することは可能です。 |
メイク・洗顔 | 翌日以降できること 目の周り以外のメイク・クレンジング 目の周りを含めて水・お湯のみの洗顔(傷を引っ張らないように気を付ける)
抜糸の翌日以降できること アイメイク・クレンジング |
コンタクト | 術後1週間はなるべく使用を控えてください。 |
シャワー・入浴 | シャワーは当日から、洗顔は翌日から可能です。長い入浴は腫れを強くする恐れがありますので1週間程度お控えください。 |
飲酒・運動 | 飲酒は1週間程お控えください。軽い運動は1週間後から、激しい運動は1ヶ月後から再開していただけます。 |
ダウンタイム | ①目立つ腫れは通常4~7日程で落ち着きます。高齢の方や内出血の程度によっては長引く場合があります。 ②内出血は目の周囲と白目に出る場合があります。1~2週間程度で消失します。 抜糸の翌日以降はメイクでカバーしていただけます。 ③傷あとはしばらく赤みがあり硬くなりますが、3~6カ月程度の時間の経過とともに白っぽい線状に変化し、硬さがとれてきます。 |
仕上がり | 腫れ・傷の赤みがひくのは、およそ3~6ヶ月後になります。 |
リスク・副作用・合併症 | ①血腫・感染・縫合不全・内縫合した糸の露出 術後まれに起こることがあります。必要な場合は血腫除去・抗生剤治療・再縫合・抜糸など適切に対応します。 ②完全な平坦にはならない 眼輪筋および皮膚・皮下組織のたるみを完全に平坦にするほど切除すると眼瞼外反のリスクが高くなります。そのため皮膚切除量はある程度の余裕をみる必要がありますので、原則としてわずかなたるみを残すデザインで手術をします。また、過去に注入したヒアルロン酸やその他の注入後のしこりなどなども、術後経過の見た目に影響します。 ③左右差が残る 骨格の構造の左右差があったり、眼輪筋の運動の左右差など手術操作でコントロールできない部分で、結果的に左右差が残ることがあります。 ④三叉神経へのダメージによる知覚鈍麻 術中の操作により細かい知覚神経を傷つけることにより下まぶたから頬、上唇表面の知覚が鈍くなることがあります。通常は1年以内で落ち着いてきますが、完全には戻らないこともあります。 ⑤眼瞼外反 皮膚切除を大きくすると下まぶたが外反します。目が閉じにくく感じたり、目が乾燥する場合があります。腫れを伴う時には症状が強く、腫れが引くと次第に治まります。術前のデザイン時に、強く外反しない程度に少し余裕を持たせた切開幅を提案します。 ⑥血腫形成と眼瞼外反 通常では起こらないような大量の術後出血があって血腫になった場合、適切に除去術を行う必要があります。放置して自然吸収した場合に萎縮が起こった結果下眼瞼が外反してしまう場合があり、治癒にはかなりの時間がかかったり、再建に皮膚移植が必要になることがあります。 |
その他 | ※再手術や修正手術などで改善する余地がある場合には、通常は完全に腫れが引く6カ月後以降に行います。 |
Price施術にかかる料金
ハムラ法
ハムラ法 | 693,000円 |
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オプション
笑気麻酔 | 5,500円 |
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静脈麻酔 | 60,500円 |
腫れ・痛み予防点滴 | 8,800円 |
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