Method施術方法

ほくろ・いぼ除去

明快なコスト、徹底的に傷あとを残さない工夫で安心

ほくろ・いぼの除去は、電気メスで焼灼するだけの簡単な治療です。プライム銀座クリニックでは、除去後の傷あとをなるべくきれいに治すための工夫を徹底しています。

Feature施術の特徴

明快な料金設定

一般的にほくろ除去を行うクリニックでよく見かけるのは「1mm 〇〇円」という料金表示です。このような表示をするクリニックでは、一見安く見えても見積りを取ると結局高額になってしまったということが起こりやすいです。プライム銀座クリニックでは、サイズに関わらず値段は同じにしています。安心してご相談ください。

処置は「適切な深さ」まで行います

「適切な深さ」とは、ほくろ・いぼが完全に除去されて、術後のへこみなどの傷あとが全くないような深さ、というように簡単に考えられがちです。これはほくろの組織が浅い部分だけであれば確かに問題はありません。ですが元のほくろの組織が深いところにまで到達している場合には、

  •  深いところまで完全に除去すると傷あとになりやすい
  •  傷あとになりにくいように浅く焼灼すると、深いところが残ってしまって再発しやすい

というようなジレンマを抱えます。

処置を担当する医師は常にそのジレンマの中で「適切な深さ」で処置を行うようにベストを尽くしますが、どちらかというと、深すぎる処置で結果として痕が目立ってしまうと少し残念な結果になりがちですので、経験の多い医師ほどやや控えめな処置になる傾向があります。その場合、もとのほくろやいぼの深さの程度によっては再発の可能性が高くなる場合もあります。もし再発があった場合、プライム銀座クリニックでは数か月以内の再発に対しては、再処置は無料でいたしますので、必要な際には気軽にご相談ください。

ほくろ取り後の傷あとをなくすための取り組み

 傷あとが残る原因は「体質」だけではありません

傷あとが残る原因についてはよく「体質」という一言で済まされがちです。確かに体質の個人差でで変わる可能性は否定できませんが、それ以前に創部のケアとして最善を尽くす必要があります。具体的には以下のことに注意していただきます。

  • 創部の安静
  • 感染予防
  • 紫外線対策

 創部の安静について ~湿潤療法~

うっかり小さなけがをしたときに、傷口にできた「かさぶた」が気になっていじったり、かさぶたを早くめくってしまってジュクジュクしてしまって後悔したりしたことはないでしょうか。そうしたことを繰り返すと、傷あとには余計な炎症が積み重なって、瘢痕や色素の痕を残しやすくなってしまいます。ほくろ・いぼ除去の術後はそうしたことを防ぐために「湿潤療法」で治療を行います。湿潤療法はケアも簡単で、特殊なドレッシング剤を貼ったままで過ごすという治療法です。貼ったままなので、不用意に触れてしまったりすることがなく、創部を安定に保ちやすいです。また、乾いて傷口にくっついたガーゼを交換したりなどの手間がないので痛みも少ないです。傷口から出た浸出液がドレッシング剤によって傷の表面に触れるように封じられていますが、その浸出液には皮膚の再生に関わる因子が多く含まれています。ガーゼ保護などで乾いてしまうとその因子が働かなくなってしまいますので、湿潤に保つことで創部の再生に最適な状態を維持します。

プライム銀座クリニックでは目立ちにくい肌色のドレッシング剤を使用しています。

 感染予防について ~処置前の入念な消毒~

創部の感染があると再生が遅れたり、再生組織の萎縮や予想外の瘢痕化の原因になります。創部に感染を起こす原因菌は皮膚に常在する菌たちです。健康な状態の皮膚では感染を起こしませんが、免疫バリアの壊れた創部では感染を起こす可能性があります。プライム銀座クリニックでは処置前に付近の消毒をしっかりと行います。これにより湿潤療法で貯めた浸出液内で菌が繁殖することを防ぎます。

 紫外線対策について ~表皮ができるまではテープ保護を~

ほくろ・いぼ除去後の再生中の皮膚は、紫外線の刺激があると炎症後の色素沈着を起こす可能性が高くなります。創部の表面に表皮が再生するまではUVカットのクリームなどが使用できないため、なるべくテープ保護などでカバーしておくことが望ましいです。表皮の再生が完了しても、再生したての「若い」皮膚は紫外線に弱いので、しばらくはUVケアを普段より意識していただくとベターです。

大きなほくろについて

5mm以上のほくろ・いぼを除去する場合に電気焼灼・レーザー焼灼を行うと、傷あとが残りやすいとよくいわれています。そのため切開を検討していただくこともあります。ただし、切開の場合にはもとのほくろの直径よりも少し長く、紡錘形に切開します。

改めて冷静に考えてみれば、大きめのほくろの除去後は「傷あとが目立ちやすい」とはいえ焼灼後に「もとのほくろ・いぼよりも大きな跡がのこる」ことはありません。ですので結論としては、5㎜以上の大きさのほくろやいぼの場合には、いったん焼灼して経過を見ることをお勧めします。十分な経過のあとで、それでも傷あとが目立つと感じた場合に切開をすべきかどうか検討するのはスマートな考え方のひとつです。

Flow施術の流れ

  1. 01カウンセリング・ご予約

    カウンセリングでは治療を担当する医師が直接ご希望を入念にうかがいます。目的とする結果を得るためにかけるリスクが無視できないものの場合には、その違いなどを含めて説明します。手術のお気持ちが決まりましたらご都合のよい日時を選んでご予約をいただきます。

  2. 02治療当日

    治療内容・注意事項の再確認をし、術前の撮影を行います。オプションの麻酔や点滴などは当日追加することも可能ですのでお気軽にご相談ください。また、シンエックや痛み止めの内服などを手術前に行うこともできます。

  3. 03麻酔

    手術は局所麻酔で行いますが、その注射の時の痛みを抑えるために、ご希望に応じて笑気麻酔をご利用いただけます。

  4. 04手術

    仰向けの状態で正確にマーキングして、手術を始めます。局所麻酔は少し痛みますがそれが終われば痛みは全くありません。焼灼のみの場合はドレッシング剤を貼付して、切開の場合は皮膚を縫合してテープ保護して終了です。

  5. 05治療後

    内服や術後の注意事項などの再確認をします。帰宅後も24時間以内は再出血しやすい期間です。創部などが清潔に保ちにくいと感じた場合は、お気軽に再診にご来院ください。

  6. 06抜糸(必要時のみ)

    原則7日後にご来院いただいて抜糸を行います。どうしてもスケジュールが合わない場合には1日程度前後することは可能です。

  7. 07アフターケア

    治療後の注意事項で不明な点の確認などはお電話で承ります。治療後に気になることがあって診察が必要な場合には、お電話でご予約の上、気軽にご来院ください。

Detail and aftercare施術の詳細・リスクとアフターケア

施術時間

10分~20分

麻酔

局所麻酔、笑気麻酔(オプション)

ご来院までの注意事項

①疾患や内服中の薬がある方はあらかじめお伝えください。

②前日のアルコールなどは控えて、よく睡眠を取ってください。

術後の通院

外縫合をしている場合には7日後を目安に抜糸をします。スケジュールが合わない場合、1日程度前後することは可能です。

シャワー・入浴

シャワーは防水のテープで保護して当日から可能です。長い入浴は腫れを強くする恐れがありますので1週間程度お控えください。

飲酒・運動

飲酒は1週間程お控えください。運動は創部の安定が保たれる範囲で再開していただけます。

ダウンタイム

①腫れは2~3日目をピークに10日前後で目立つ腫れは落ち着いてきます。

②内出血は1~2週間程度で落ち着いてきます。

③傷あとはしばらく赤みがあり硬くなりますが、3~6カ月程度の時間の経過とともに白っぽい線状に変化し、硬さがとれてきます。

仕上がり

腫れ・傷の赤みがひくのは、およそ3~6ヶ月後になります。

リスク・副作用・合併症

①血腫・感染・縫合不全

術後まれに起こることがあります。必要な場合は血腫除去・抗生剤治療・再縫合・抜糸など適切に対応します。

②傷跡が残る

縫合した創のズレや微細な血種形成などにより、治癒の過程で創痕の段差や凹みが起こることがあります。修正にはレーザー治療や傷の切開修正などの方法があります。

③知覚鈍麻

手術操作によって微細な神経を傷つけたりすることがあり、感覚が鈍くなることがあります。通常は1年以内で落ち着いてきますが、完全には戻らないこともあります。

その他

※再手術や修正手術などで改善する余地がある場合には、通常は完全に腫れが引く6カ月後以降に行います。

Recommendこんな人におすすめ

  • 傷あとが目立たないか心配
  • なるべく費用を抑えたい
  • アフターケアがしっかりしているほうがいい

Price施術にかかる料金

ほくろ・いぼ除去

電気焼灼(4mm以下) 1個 9,900円
電気焼灼(4mm以下) 10個以下 66,000円
切開 1個 88,000円

オプション

表面麻酔 3,300円
笑気麻酔 5,500円
料金表示・お支払方法について
  • ※当サイト内の料金表示は2021年4月1日よりすべて税込み表示です。
     お会計当時の税率で消費税をお預かりいたしますので、あらかじめご了解ください。
  • ※当院で行う治療はすべて自由診療の扱いになります。
  • 日本語でのコミュニケーションが難しい方(日本語でカウンセリングを行うため)、日本在住ではない方はこちらの料金は適応されません。
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