切開目の上のたるみ取り
不機嫌そうな三角目も、明るく若々しい目もとにする
切開目の上のたるみ取りは、二重まぶたのラインで切開して余分にたるんだ皮膚を切除することで、上のまぶたのたるみを改善する手術です。年齢とともにたるみが進んで二重のラインがせまくなった方や、たるんだ皮膚でまつ毛が隠れたり、三重まぶたのしわなどでお悩みの方に良い適応があります。
Feature施術の特徴
切開目の上のたるみ取りによる若返り治療
まぶたのたるみが常々気になっているという方が、改善するための方法について比較検討する場合、切開の目の上のたるみとりは、たるんだまぶたの改善に対して最も強力な手術といえます。その理由は、たるみのど真ん中で切開するので最も効率が良いこと、ラインの上下にあるたるみを両方同時に切除できることなどが理由です。
目の上のたるみとりの手術について
通常は二重のラインに沿うように切開し、状態に応じてたるんだ皮膚を切除します。たるみには二重のラインよりうえの皮膚のたるみと、ラインより下のたるみがあります。これらは同時に切除することも可能です。
二重のラインの上のたるみ取り
図のように二重のラインの上にたるんだ皮膚のかぶさりがある場合にはそれを丁寧にデザインして切除します。
二重のラインの下のたるみ取り
図のように二重のラインの下に皮膚のたるみがあり、三重に見えたりまつげの生え際が隠れたりするたるみも、同時に改善が可能です。
Flow施術の流れ
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- 01カウンセリング・ご予約
カウンセリングでは治療を担当する医師が直接ご希望を入念にうかがいます。まぶたのたるみの治療として最適な施術が選択できるように、それぞれの手術の違いなどを含めて説明します。手術のお気持ちが決まりましたらご都合のよい日時を選んでご予約をいただきます。
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- 02治療当日
治療内容・注意事項の再確認をし、術前の撮影を行います。オプションの麻酔や点滴などは当日追加することも可能ですのでお気軽にご相談ください。また、シンエックや痛み止めの内服などを手術前に行うこともできます。
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- 03マーキング
座った状態でまぶたのたるみを観察し、皮膚の切除範囲をシュミレーションに基づいて決め、仮のマーキングをします。近視などがあって鏡で見づらい場合には、撮影してご覧いただいて確認することもできます。
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- 04麻酔
手術は点眼麻酔と局所麻酔で行いますが、その注射の時の痛みや不安を抑えるために、ご希望に応じて笑気麻酔をご利用いただけます。
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- 05手術
仰向けの状態でラインを正確にマーキングして、手術を始めます。局所麻酔を眉の下に注射するときに少し痛みますがその後は痛みはありません。仮の縫合をした状態で問題のないことを確認します。十分に止血を確認してから皮膚を縫合して終了します。
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- 06治療後
腫れ感がありますが、痛みはありません。内服や術後の注意事項などの再確認をします。帰宅後は水袋などで軽く冷やすことも、ダウンタイムの軽減に役立ちます。
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- 07抜糸
原則7日後にご来院いただいて抜糸を行います。どうしてもスケジュールが合わない場合には1日程度前後することは状態によって可能です。
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- 08アフターケア
治療後の注意事項で不明な点の確認などはお電話で承ります。治療後に気になることがあって診察が必要な場合には、お電話でご予約の上、気軽にご来院ください。
Detail and aftercare施術の詳細・リスクとアフターケア
施術時間 | 60分~90分 |
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麻酔 | 点眼麻酔、局所麻酔、笑気麻酔(オプション) |
ご来院までの注意事項 | ①目の疾患や内服中の薬がある方はあらかじめお伝えください。 ②術後はコンタクトを使用できない期間があります。コンタクトで視力矯正中の方は代わりにメガネをご準備ください。 ③メイクは術前に落としていただきます。まつ毛エクステは術中に取れてしまうことがあります。 ④術後数時間は麻酔の影響もありますので、ご自身で運転してのご来院はお控えください。 ⑤術後、目元を隠すためサングラスやダテメガネをご持参ください。 (静脈麻酔をご希望の場合) 静脈麻酔の注意事項をよく読んで、飲食の制限を守ってください。 |
通院 | 7日後を目安に抜糸をします。スケジュールが合わない場合、状態によって1日程度前後することは可能です。 |
メイク・洗顔 | 翌日以降できること 目の周り以外のメイク・クレンジング 目の周りを含めて水・お湯のみの洗顔(傷を引っ張らないように気を付ける)
抜糸の翌日以降できること アイメイク・クレンジング |
コンタクト | 抜糸まではなるべく控えてください。 |
シャワー・入浴 | シャワーは当日から可能です。長い入浴は腫れを強くする恐れがありますので1週間程度お控えください。 |
飲酒・運動 | 腫れや違和感が落ち着いていれば、徐々に始めていただけます。控えていただく期間の目安は約1週間です。 |
ダウンタイム | ①腫れは1週間後の抜糸後の数日でかなり落ち着きます。内出血の程度などによっては長引くことがあります。 ②内出血は目の周囲と白目に出る場合があります。1~2週間程度で消失します。抜糸の翌日以降はメイクでカバーしていただけます。 ③傷あとは、術後しばらくわずかに赤みがありますが、数か月かけて白っぽい線へ変化してほとんど見えなくなります。 |
仕上がり | 腫れ・傷の赤みがひくのは、およそ3~6ヶ月後になります。 |
リスク・副作用・合併症・対策など | ①血腫・感染・縫合不全・内縫合した糸の露出 術後まれに起こることがあります。必要な場合は血腫除去・抗生剤治療・再縫合・抜糸など適切に対応します。 ②理想との微妙な不一致・左右差 様々な要因で、術後に自身でイメージしていた感じと必ずしも完全には一致しません。左右差が気になる場合もあります。再手術・修正手術で調整が可能かを現実的に検討します。 ③ラインが浅い・短い・消える 術後に二重の癒着が弱くなってラインが浅くなることがあります。これは再手術または埋没法の補強で修正可能です。また、皮膚切除でまぶたのたるみをとることで二重の幅を広くすると、ラインは短くなります。 ④ラインが二股になる・三重になる 術後にきれいな1本のラインにならない場合があります。1本にならない部分を部分的に切開をして調整したり、目頭切開などをする場合があります。 ⑤目が閉じにくい・突っ張る 術直後は腫れていることもあって、目が閉じにくいと感じたり、寝ている間に目が乾燥したりする場合があります。時間とともに落ち着きます。 ⑥傷あとの段差・不正なふくらみ 程度の差はありますが傷あとは必ず残ります。修正が可能な傷あとの場合もあれば、修正することでラインに余分な変化をだすリスクがある場合があり、皮膚の余裕がない場合の傷跡の修正には十分な理解が必要です。 |
その他 | ※再手術などで改善する余地がある場合には、通常は完全に腫れが引く6カ月後以降に行います。 |
Price施術にかかる料金
切開目の上のたるみ取り
両側 | 396,000円 → 316,800円(モニター) |
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片側 | 220,000円 |
オプション
笑気麻酔 | 5,500円 |
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静脈麻酔 | 60,500円 |
腫れ・痛み予防点滴 | 8,800円 |
シンエック内服(3日) | 5,500円 |
シンエック内服(6日) | 11,000円 |
- 料金表示・お支払方法について
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- ※当サイト内の料金表示は2021年4月1日よりすべて税込み表示です。
お会計当時の税率で消費税をお預かりいたしますので、あらかじめご了解ください。 - ※当院で行う治療はすべて自由診療の扱いになります。
- ※日本語でのコミュニケーションが難しい方(日本語でカウンセリングを行うため)、日本在住ではない方はこちらの料金は適応されません。
- ※当サイト内の料金表示は2021年4月1日よりすべて税込み表示です。
- 取り扱いカード
- VISA・MasterCard・JCB・AMEX・DinersClub・銀聯カード・WeChat Pay・Alipay
- メディカルローン
- メディカルローンについて詳しくはこちらをご覧ください。
20歳未満の方の受診について
Doctor's Voiceドクターズボイス
- 院長 髙澤 博和
目の上のたるみを改善する手術で迷う場合
目の上のたるみを改善する手術を検討する際、わたしたち執刀医は、埋没法・眉毛下リフト・切開目の上のたるみ取りの順で適応を考えます。埋没法で糸を入れるだけで解決するならそれが一番なはずですよね。まずはシュミレーションをしてみます。
シュミレーションした感じで、いい感じなら埋没法
と考えて、手術の注意事項などに移ります。6点サーキット埋没法は強度の点で特に優れていますので、デザイン上で問題がクリアできれば迷う必要はありません。
もし埋没法のシュミレーションでいい感じに思わなければ、その次にシュミレーションするのは眉毛下リフトです。なぜかというと、こちらのほうが二重まぶたのかぶさりが分厚くならず、自然な仕上がりになりやすいからです。
理屈では上記のような感じで「美容の治療として最善の結果を得るための」最適な手術を選択して提案できますが、例えば眉毛下切開リフトが最適だという事は理屈では理解できても、「やっぱり眉下に傷があるのはいやです」とか、「ちょっとダウンタイムが長いのは無理なので埋没法でできる限り」とか、いろいろな個人的な事情や希望があることが多く、そういった個人的な条件と細かいすり合わせを行ったうえでどの手術にするか(あるいは延期して検討するか)を決定します。まずはカウンセリングでご相談ください。