【Dr.のホンネ】どれくらい効果がありますか?という質問への答えについて
- 更新日時 2019/04/14 17:41
治療を受ける方から、よく聞かれる質問についてお答えします。より具体的な、ためになる内容のものは「コラム」のコーナーをご覧ください。ドクターブログでは、医学的な観点からはかなり外れたごくごく個人的なしょうもないやりとりを紹介するものですのでご了解ください。
「どれくらい〇〇になりますか?」
「どれくらい〇〇になりますか?」という質問を、大変よくお受けします。 バリエーションは様々で、
「どれくらい白くなりますか。」
「どれくらい引き上がりますか。」
「どれくらい小顔になりますか。」
「どれくらい・・・」
毎日のように聞かれます。
カレー屋さんで、
「中辛ってどれくらい辛いですか?」
と客から聞かれたときの店員さんの気持ちです。
愚痴じゃないですよ!!ここから役に立つ話が続くんですよ!!
「どれくらい〇〇になりますか?」の回答パターン5つ
僕自身は実際の効果の目安だけではなく、結果的に本人が満足するかどうかということを念頭に返事を使い分けています。せっかくですのでご来院いただく方の参考までに、
「どれくらい◯◯になりますか?」
という質問に対する僕の返答をランク付けすると、
- 「けっこう」
- 「まあまあ・そこそこ」
- 「回数が必要です」
- 「効果には個人差があります」
- 「効果はありません」
になるでしょうか。以下にひとつずつ説明を加えます。
①「けっこう」
これは、控えめに言っていますが、かなり満足させる自信がある時に用います。おそらく本人が期待している以上の効果がでるな、と直感した時に言うようにしています。「1、2回でけっこういい感じですよ。」のように言います。
②「まあまあ・そこそこ」
基本的には施術を行うことで、よい効果が得られますが、おそらく本人が期待していると感じられる目標には少し距離が残るかな、というときに用います。「3回くらい受けたら、まあまあいい感じですね。」のように用います。ポジティブにとらえていただいていい回答のひとつです。
③「回数が必要です」
何回くらいとか目安になることを具体的に言わない場合は、効果そのものより、本人の経験と知識が不足していると感じられる場合に、使います。根本的に考え方を改めていただく必要があります。効果についてはいいと思っているときがほとんどで、実はポジティブな回答のひとつです。
④「効果には個人差があります」
あまりオススメしてはいませんが、どうしても試したいという好奇心が抑えられない方に、お伝えする言葉です。がっかりさせないための保険です。若干ネガティブですが、それでもチャレンジする価値がないわけではありません。
⑤「効果はありません」
効果があるかないかというより、その方にその施術を受けていただくメリットがお互いにない場合に用います。
まとめ
そんなに大したことではなく、僕のカウンセリングでしか通用しないかもしれませんが、読んでいただいた方の参考になれば幸いです。
ちなみに、例のカレー屋さんは、
「そこそこ辛いっすよ。いちばん売れるのは中辛っす。」
と答えて、客はそれを注文していました。
。。。。深い意味はありませんが、プライム銀座クリニック院長高澤博和の無料のカウンセリングでお待ちしております。