Columnコラム

目の上のヒアルロン酸注入の注入法・リスク・副作用・合併症について 更新日時 2019/04/08 21:16

読む時間の目安 5分~6分

目の上のヒアルロン酸注入のデザインと注入法

  デザインの原則

 基本的に座位でくぼみを感じるところを改善するようにデザインします。朝と晩でくぼみ方に差が大きい場合には、当日にパーフェクトな状態に見えるところまで注入すると、翌朝に膨らんで結果的に入れ過ぎたようになってしまうことに注意します。

 

  実際の治療について

 座位でくぼみの目立つ範囲にマーキングをします。注入は臥位で安定した体勢で行います。眉下に沿って2~3か所の針穴をあけて30Gカニュレで注入を行います。針穴をあけるときにちくっと感じる以外は無痛です。きれいに偏りなく注入するためには結構時間が必要で、片側およそ10~15分はかかると思います。途中で眠ってしまう方もいますが、反対側の治療に移るときにまたちくっとしますのでご理解ください。

持続や再注入について

 適切なヒアルロン酸を用いた場合、治療後1年以内に1度程度の再注入を経てその後かなり長期に安定した状態になるケースが多く、毎年再注入が必要と感じているかたはほぼ皆無だと思います。ただし必ずしも理想的な状態で安定化することを保証するものではありません。

おすすめのヒアルロン酸

 なじみがよいスタイレージSを用いることがおすすめです。

目の上のヒアルロン酸注入のリスクについて

  内出血が出る

 目の上のヒアルロン酸注入の場合に出血があった場合には、少し青くなる程度でメイクでカバーできます。通常は数日でおさまります。治療後24時間以内は帰宅後も再出血のリスクがあるため運動やカラダを動かす仕事、アルコールや長時間の入浴などを控えていただくほうが無難です。もし内出血が多くなってしまった場合には、ヒアルロン酸が入っているスペースに沿って出血が広がって、まぶた全体がすこし腫れる可能性があります。その場合はやや目立つ腫れ方になり、おさまるのに数日から1週間くらいかかるかもしれません。

  アレルギーをおこす

 ヒアルロン酸は本来人体に存在する成分です。ただし注入用フィラーヒアルロン酸の製品に含まれる架橋剤(ほとんどのメーカーではBDDEを使用)や保存料に対するアレルギーが数千人にひとりみられる場合があります。腫れ・赤み・かゆみなどの症状がある場合にはヒアルロン酸を溶解して、症状の強さによっては抗アレルギーのための治療が必要になる場合があります。

  しこりができる

 まず原則としてヒアルロン酸の注入に際して、どなたでもしこりができる可能性はあります。特に1か所にかためて打つ注入デザインの場合には量が多いと触れる感じのしこりになることがあります。目の上の注入の場合には、実際にしこりができているのを観察したことはありません。注入量がごくわずかなこと、薄く広げて注入すること、出血がほとんど見られないことなど、恐らくそういった複数の理由から、しこりに感じられるリスクはほとんどないと考えています。

 もし注入後にしこりができて、どうしても気になる場合には、ヒアルロニダーゼの注射で溶解するとほとんど触れないくらいになるはずですが、付近のヒアルロン酸も溶解してしまいますのでご注意ください。

  感染する

 製品は十分な検査をクリアした安全性の高いものですが、皮膚や粘膜の常在菌などが傷やにきびなどの皮膚バリアの乱れを介して体内に入り、ヒアルロン酸の注入部位に到達する場合があります。通常は正常な免疫力の持ち主であればは起こるものではなく、目の上のくぼみの治療を含めて顔のヒアルロン酸注入で経験することはまずありません。

  塞栓によって皮膚が壊死する

 当院では注入時の塞栓リスクについて熟知した医師が注入を担当しますので安全です。技術的には針の先端が血管内に入った場合にそのまま注入してしまうと動脈の塞栓(詰まること)が起こり、血流を失った組織(皮膚・皮下組織やその他)が壊死する可能性があります。壊死した皮膚組織は適切に取り除かないと感染を起こして膿瘍化したりする危険性があります。上まぶたへのヒアルロン酸注入では安全な注入法を採用しており、危険はありません。

  効果が足りない・膨らみすぎ

 目の上の注入に限っては、注入後に意図しない腫れ・ふくらみがあらわれる可能性があるため、注入時の確認だけでは量が適正かどうか正確な判断ができません。そのため2回のセッションに分けて治療を行うことをご提案しています。2回に分けることで、注入しすぎるリスクをなくし、治療前には意識していなかった朝晩の時間帯による変化なども確認したうえで最適化した治療が受けられます。

  すぐなくなる

 適切なヒアルロン酸を用いて治療している限りすぐなくなるということはありません。一般的に、注入したヒアルロン酸がにじんで広がることで形を失うために効果的でなくなるということはありますが、目の上のヒアルロン酸注入では「注入時にすでに薄く広げる注入デザインである」ことから、そのような変化はまず心配ありません。

 可能性としては、くぼみというより小さなしわのような凹みを治療対象にした場合に、注入量があまりにも少ないと早い段階で吸収されたり、物理的な力がヒアルロン酸を押しつぶしてしわのような凹みが治療後まもなく復活してしまう可能性はあります。

  でこぼこになる

 膨らみすぎ・でこぼこした印象になる可能性は極力避けるように注入を工夫していますがまぶたの状態も均一ではないので可能性は残ります。もしでこぼこが気になった場合には眼窩の骨に接している部分であればマッサージなどでなじませることができますが、眼球に触れる部分ででこぼこした感じが特に気になる場合には、なじませることが難しいため、どうしても気になる場合にはヒアルロニダーゼの注射で溶解して再注入することが必要になる可能性があります。

  ときどき腫れる

 風邪をひいた時などに一時的に腫れたりわずかに痛みを感じたりすると、リピーターの方から報告いただくことがあります。風邪のように全身性の炎症があると、血管透過性が亢進して水分が血管から皮下組織へと漏れ出てきます。おそらくそれを保水力が高いヒアルロン酸がキャッチしてしまうことで腫れてしまうのではないかと推測します。体調が回復すると治まるようなので、その場合は心配ありませんが、あまり繰り返すとストレスですので、これが原因で溶解を依頼される方もいます。

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