プライム銀座クリニック

よく言われる糸リフトの「向き」「不向き」は妄想的な議論に過ぎない

　コラムのタイトルにもあった、「向いていますか？」という質問に対して、皆さんはどのような答えを想像していらっしゃったでしょうか。「まだ若いから」、「たるみが強いから」、「頬骨が出ているから」、「脂肪が多い／少ないから」、「顔が縦長だから」、など年齢や顔の特徴やたるみの状態などに注目して、だから向いてる、だから向いてない、という結論を出すようなイメージをしていませんでしたか？もしそうだとしたら、糸リフトの新常識についてもういちどイチから学びなおす必要があります。（【糸リフトFAQ】Vol.1 糸リフトでこんな感じになりますか?）

　多くの方の思考回路は

　➀今の状態がこうだから、

　②糸リフトやるとこうなるので、

　③それが結果としていいのか悪いのか考えれば、

　④いい＝向いている、悪い＝向いていないと判断できるはず

というような感じだったのではないでしょうか。この思考回路だとすると、実際には②の部分が妄想に過ぎないので、あまり真剣に考えるに値しないと思います。

　いままでのコラムにも繰り返し書いてきましたし、今回の冒頭の会話でも出てきますが、糸リフトでは仰向けの状態を固定していくような効果については永く安定した効果が見込めますが、コグ（溶ける糸についたとげとげ）にひっかけて引っ張り上げる効果というのは、１か月も持たずになくなってしまいます。そういった仮初めの効果が持続しているような状況を妄想して、向いているかどうか議論することには本当に意味がないと思います。ですので先ほどの①～④の思考回路を少し修正して、

　①今の状態がこうで

　②数回の糸リフトで仰向けの状態の固定を目指すとして

　③それが果たして妥当かどうか

という風にしてみると、簡単でいいと思います。であれば、私が糸リフトをお勧めできると考える条件は、「糸リフトの目標やそこに至る過程について正しく理解している」ことくらいです。この条件さえ満たせば、若すぎるひとやたるみが強すぎてどうにもならなさそうなケースを除いて、ほとんどすべての若々しく見えたい方にお勧めできます。

　これをお読みになって、こだわりが詰まったプライム銀座の「引っ張らない糸リフト」に興味が出たよ、という方はぜひ高澤のカウンセリングにお越しください。